今日は、いつもism.を利用して頂いておりますT様邸へ、
デザインが素敵な天童木工のお椅子をお届けにあがりました。
「スポークチェア」(1963年 豊口克平 デザイン)
デザイナー本人が、「自分が座りたい」とデザインしたイス。
氏が54歳という円熟期に生まれたこのイスには、
人間的な大らかさとモダンがうまくミックスした日本の伝統が息づいています。
お使いの囲炉裏にぴったりです。
とても存在感のある椅子です。
そしてもう一つは蝶のような形で有名なあのスツール。
「バタフライスツール」(1956年 柳宗理 デザイン)
天童木工の名前は知らなくてもバタフライスツールは知っている。
と言われるくらい、世界的に有名なこのスツール。
柳宗理氏は、早くから世界で認められた日本を代表するデザイナーです。
柳史のデザインは、図面に頼らず、人の手の感覚を大切にします。
このスツールも、そんな柳氏の温もりを感じることのできる、柔らかい曲線が魅力です。
2枚の成形合板がつくる独特の造形が、多くの人々に愛されています。
T様にはこのイスでゆったりとした寛ぎのお時間をお楽しみ頂ければと思います。
このたびはありがとうございました。