三重県伊賀市のN様邸へ一枚板テーブルのお届けに伺いました。
こちらのテーブルの材種は何でしょうか?
光沢がありとてもきれいですね。
これだけの長さと幅があるものは当店でも珍しく、数週間前に入荷したところでした。
栃に似てますけどちょっと違う・・・
答えは「樺(カバ)桜」です。
家具材として箪笥などにも使われていますし、
床材としても上品で明るい雰囲気がつくれる!と人気の高い材です。
広葉樹ですのでとても堅く耐久性にも優れています。
私自身、キッチンや家具をオーダー頂く際に材種を迷われた際にはカバ桜をお勧めさせて頂きます。
パイン材ほどカントリーではなく、ウォールナットのように重くもなく、飽きもきません。
見た目の優しい感じとなめらかで手触りが良いのがお勧めの理由です。
反りや狂いなどのトラブルが生じづらい材種でもありますので安心して長くご使用頂けます。
見る角度によって色合いや表情が違うのもおもしろいですね。
塗装はオイル仕上げですのでメンテナンスも簡単にして頂けます。
毎日テーブルを使っていくほどにさらに良い色に変化していくことでしょう。
どうぞ末永くご愛用下さいませ。
このたびは遠い所ご来店頂きまして誠にありがとうございました。